インタビュー

気鋭の劇作家・長田育恵の話題作競演──『凪の樹海』『空のハモニカ』

近年には珍しい正統的な物語を描く劇作家として注目を集めている気鋭の若手、長田育恵。劇団主宰者が劇作と演出も兼ねることが多い小劇場界にあって、劇作と劇団主宰だけを手掛けるという珍しいタイプの作家だ。そんな彼女の新旧二作が同時期に競演される。ひ...
インタビュー

MONO土田英生が語る新作『うぶな雲は空で迷う』

劇団結成24年を迎えたMONO。この間、メンバーの入れ替えもあり、2004年からは作・演出の土田英生以下、男優だけ5人の劇団として活動を展開。2008年から外部から女優を招いて作品作りをしてきた。今回の『うぶな雲は空で迷う』は、MONOとし...
インタビュー

イキウメ前川知大が語る『太陽』と2011年、そしてこれから

 昨年、作・演出した2本の新作が、読売文学賞戯曲・シナリオ賞(『太陽』)、読売演劇大賞で大賞・最優秀演出家賞(『太陽』『奇ッ怪 其ノ弍』)を受賞するなど、充実した仕事をしている演劇人、前川知大。昨年は代表作の『散歩する侵略者』の再演前に東日...
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第56回岸田國士戯曲賞最終候補作品が決定

 白水社は23日、第56回岸田國士戯曲賞の最終候補作品を発表した。今回は8作品がノミネートされており、そのすべてが上演台本。最終選考会は3月5日午後6時より東京神保町・學士會館にて行なわれる。
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福島県立いわき総合高等学校演劇部の東京公演がネットで生中継

 福島県立いわき総合高等学校演劇部の『FinalFantasyforXI.III.MMXI』東京公演がインターネットのUstreamで生中継されることが決定した。 中継予定日は、12月22日(木)19時開演のアトリエヘリコプター公演と、12...
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チェコ初代大統領となった劇作家ハベルが死去

 報道機関が伝えるところによると、1989年にチェコスロバキアで「ビロード革命」と呼ばれる無血民主革命を率いて大統領、初代チェコ大統領を務めた劇作家のバツラフ・ハベルが18日、チェコ北部の別邸で死去した。享年75歳。
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第17回劇作家協会新人戯曲賞に柳井祥緒『花と魚』

 一般社団法人日本劇作家協会は12月11日、第17回劇作家協会新人戯曲賞の最終選考会を、座・高円寺2で公開審査で行い、最終ノミネート6作品のなかから、柳井祥緒(やないさちお)『花と魚』を選出した。
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新国立劇場、開場15周年記念企画で鵜山仁演出の『リチャード三世』

 新国立劇場は来年秋に開場15周年を迎えるが、その記念プログラムとして演劇、バレエ、オペラのメインとなる大型企画を、通常の年間ラインナップ発表にさきがけて発表した。演劇部門では、2009年秋に『ヘンリー六世』三部作でその年の演劇賞を総なめに...
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イェリネクが福島原発事故を描いた最新作など、ITIがドイツの現代戯曲をリーディング上演

 社団法人国際演劇協会(ITI)は、世界の優れた短編戯曲を紹介するリーディング企画をシリーズのドイツ編を東京ドイツ文化センターとの共催で12月16日(金)〜18日(日)神楽坂イワト劇場、19(月)・20日(火)東京独文化センターで開催する。
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ピーター・ブルック最新作『魔笛』、来年3月にさいたま芸術劇場、北九州芸術劇場、びわ湖ホールで上演

 昨年11月、ピーター・ブルックがかつて本拠地としたプッフ・デュ・ノール劇場で初演し、フランス最高の演劇賞モリエール賞(ミュージカル部門)を受賞した『魔笛』が、来年3月さいたま芸術劇場、北九州芸術劇場、びわ湖ホールで上演されることが決まった...