一部報道が伝えるところによると、3月末で閉館となる東京・新宿の小劇場THEATER/TOPS(シアタートップス)で、閉館のメモリアル公演が行われることとなり、三谷幸喜主宰の東京サンシャインボーイズが再結成されることが決まった。
新宿駅からすぐ近くという立地の良さから小劇場演劇の中心的劇場のひとつとして数々の名作を生んだTHEATER/TOPS。ここをステップボードに活躍した劇団の代表が三谷幸喜が主宰していた東京サンシャインボーイズだ。1991年『12人の優しい日本人』で初登場して以来、『ラヂオの時間』『彦馬がゆく』など7作品を上演した。三谷は94年、『東京サンシャインボーイズの罠』を最後に、2024年の新作『老境サンシャインボーイズの『リア玉』』まで30年間の充電期間に入ることを宣言し、実質的に劇団を解散した。この幻の劇団が復活するのは、三谷ファンのみならず演劇ファンにとってビッグニュースだろう。
最終公演は東京サンシャインボーイズ以外にも劇場ゆかりの劇団などが登場する予定。150席、全12回というプレミア公演となる。
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