坂田藤十郎が東京・日本橋で「船乗込み」と「お練り」

 関西歌舞伎の大名跡を231年ぶりに復活させた四代目坂田藤十郎(三代目中村鴈治郎)が28日「船乗込み」と「お練り」を東京・日本橋周辺で行った。1月2日から歌舞伎座で公演する「坂田藤十郎襲名披露」の成功祈願のために行われたもの。


 藤十郎は、日本橋から常盤橋まで、「坂田藤十郎」ののぼりが立った船に紫の裃(かみしも)姿で登場。日本銀行前の特設ステージでは、観衆を前に京都祇園の芸者衆による「祇園花づくし」で祝福を受けた。観衆からは屋号の「山城屋」と声援が送られた。

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