スポーツ紙などが報じたところによると、劇団四季の中堅女優、服部良子さん(はっとりよしこ、本名・高木良子)が、4月30日、呼吸不全のため死去。55歳。葬儀は関係者のみで済ませた。喪主は夫の高木栄三さん。
日本女子体育短大舞踊科卒。1972年に四季に入団し、ミュージカル『コーラスライン』『ウエストサイド物語』などに出演した実力派。『キャッツ』では、おばさん猫ジェニエニドッツ役を演じたが、初演の83年から2004年まで演じ続ける当たり役となり、同一役の国内史上最多記録となる4252回出演した。昨年3月、『人間になりたがった猫』で魚屋トリバー役を演じたのが最後の舞台となった。
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