岸田戯曲賞ノミネート作品発表、長塚圭史、本谷有希子らが候補に

 白水社は、第53回岸田國士戯曲賞の選考会を、1月26日(月)午後4時より東京神楽坂・日本出版クラブ会館(2F・ももの間)で行うことを発表。合わせて本年度の最終候補作品9本を発表した。選考委員は、井上ひさし、岩松了、鴻上尚史、坂手洋二、永井愛、野田秀樹、宮沢章夫の各氏が務める。


 若手劇作家の登竜門である岸田國士戯曲賞の最終候補作が決まった。今年最終選考に残ったのは昨年より1本多い9本。過去に60作品が選ばれてきたこの歴史ある賞に新たに選ばれるのはどの作品か注目される。
第53回岸田國士戯曲賞最終候補作一覧(作者50音順)

  • 加藤一浩『黙読』(劇団東京乾電池公演上演台本・『せりふの時代』2008年秋号掲載)
  • タニノクロウ『星影のジュニア』(庭劇団ペニノ公演上演台本)
  • 長塚圭史『SISTERS』(パルコ劇場公演上演台本)
  • 蓮見正幸『ステロイド』(北区つかこうへい劇団公演上演台本)
  • 蓬莱竜太『まほろば』(新国立劇場公演上演台本)
  • 前川知大『表と裏と、その向こう』(イキウメ公演上演台本)
  • 松井周『家族の肖像』(サンプル公演上演台本)
  • 本谷有希子『幸せ最高ありがとうマジで!』(パルコ劇場公演上演台本)
  • 山岡徳貴子『着座するコブ』(リージョナルシアター・シリーズプロデュース公演上演台本)

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