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劇作家・俳優のサム・シェパード、ALSで死去

アメリカのメディアが伝えるところに寄ると、現代アメリカを代表する劇作家・俳優のサム・シェパードがケンタッキー州の自宅で7月27日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)に伴う合併症のため死去。73歳。家族の代理人が31日明らかにした。1943年イリノ...
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松本紀保が語る『怪談 牡丹燈籠』

 プロデューサー綿貫凜が、毎回演劇界で話題の劇作家や演出家を起用し、人間ドラマを堪能させる作品を上演しているオフィスコットーネ。この夏は今売れっ子の演出家、森新太郎とともに夏に向け『怪談 牡丹燈籠』を上演する。四谷怪談、番町皿屋敷と並んで怪...
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東憲司が語る桟敷童子『蝉の詩』

 劇作家、演出家の東憲司が率いる桟敷童子が、新作『蝉の詩』を上演する。 小劇場の空間に大仕掛けの舞台装置を劇団員自らくみ上げ、時代の流れに取り残された社会の底辺で生きる人びとの群像劇を描き人気の桟敷童子。 この春、上演する新作は、九州・福岡...
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宮城聰が語る「芸術家と熱狂、そしてポピュリズムの関係」

 今年も宮城聰がSPACの「ふじのくにせかい演劇祭」の記者会見でプログラムの説明を行った(関連記事はこちら→)。そのなかで、演劇祭のテーマを語るときの宮城の表情は、年を追うごとに険しくなっているような気がする。それは日本の舞台芸術を公共劇場...
インタビュー

宮城聰、タノニクロウ、ウォーリー木下らが語る「ふじのくに⇔せかい演劇祭2017」

SPACは3月28日にアンティテュセフランス東京で「ふじのくに⇔せかい演劇祭2017」のプレス発表会を行った。毎年ゴールデンウィークに開催されるSPACの「ふじのくに⇔せかい演劇祭」。今年は「ギリギリ人、襲来!」というキャッチコピーのもと、...
インタビュー

広田淳一が語るアマヤドリ『銀髪』

 劇作家、演出家の広田淳一が主宰する劇団アマヤドリが、創立15周年記念公演シリーズの最後に代表作のひとつ『銀髪』を再演する。 広田がアマヤドリの前身である劇団ひょっとこ乱舞を立ち上げたのは2001年、まだ広田が東京大学在学中のことだった。当...
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劇団青年座、若手の金澤菜乃英演出×近藤良平振付で矢代静一『天一坊十六番』再演

 劇団青年座は、6月10日(金)−20日(月)代々木の青年座劇場で47年前に同劇場のこけら落とし作品として初演された矢代静一の『天一坊十六番』を再演する。劇団の中心的俳優陣である津田真澄、横堀悦夫、山路和弘らが出演し、若手女性演出家・金澤菜...
インタビュー

瀬戸山美咲が語る『埒もなく汚れなく』

 今、演劇界が注目する女性劇作家・演出家のひとり、瀬戸山美咲がオフィスコットーネプロデュース『埒もなく汚れなく』を手掛ける。実際に起きた事件や実在の人物を取り上げた舞台を作ってきた瀬戸山の新作は、関西で活動した劇作家・大竹野正典の作品を劇中...
レビュー

今はもう失われた恋の物語 ──青☆組『海の五線譜』評 ── 柾木博行

 市井の人々が日々の暮らしの中で起こす心のさざ波を掬い上げるように活写する劇団青☆組。劇作家・演出家の吉田小夏が率いるこの劇団が、心の奥底にしまっていた記憶を呼び起こすような優れた舞台を作りあげた。
インタビュー

演出家クロード・レジが語るSPAC『室内』

 SPAC−静岡県舞台芸術センターはメーテルリンク作、クロード・レジ演出の『室内』を約1年ぶりに再演した。再演の稽古のため、来静した演出家クロード・レジにインタビューした。 クロード・レジは、1923年生まれで今年92歳というベテラン演出家...